新型コロナワクチンを受けた皆様へ(接種後の注意点や相談窓口について)
接種直後の注意点
接種日:接種後15分は体調の変化がないか様子を見るため、15分待機する(過去にアナフィラキシーショックなどの既往がある方は15分以上30分くらいが目安)。待機中に気分が悪くなったらすぐにスタッフに声をかけてください。
*当日の注意点:運動・飲酒はしない。入浴はシャワーだけにして接種部位はこすらないようにする。発熱した場合は脱水傾向にならないため、水分摂取を心がけましょう。
接種後、数日以内に生じる可能性がある副反応
接種部位の痛み:大半の方に現れる症状です。当日・翌日は腕が上がりづらくなります。基本的に2~3日でおさまります。
頭痛・だるさ・発熱:一部の方に起きる症状ですが、特に2回目に頻度が高くなる副反応です。基本的に2~3日でおさまります。
*解熱鎮痛剤の使用について:初回接種直後から予防的に使用はせず、副反応が現れてからの内服が基本的な使い方です。アセトアミノフェン(カロナール、タイレノールなど)が最も好ましいと考えられていますが、ロキソプロフェン(ロキソニン)、イブプロフェン(イブ)、アスピリン(バファリン)の使用も問題ありません。
接種会場で解熱鎮痛剤の処方は行っておりません。使用される方はご自分で用意する必要があります。
→病院で処方される血液をサラサラさせるバイアスピリンと消炎鎮痛剤のアスピリンは別の薬剤です。
副反応についての相談窓口
副反応について相談したい場合は下記の相談窓口にお電話ください
東京新型コロナウイルスワクチン副反応相談センター
電話番号 03-6258-5802 (土日祝日含め毎日、24時間対応)
ワクチンの効果はいつから期待できますか?(ファイザー製ワクチン)
初回接種から1週間程度で抗体ができ始め、2週間経てば感染予防効果は既に発揮されています。2回目接種から1週間程度で感染予防効果は95%に達すると見込まれています。
基本2回接種が理想ですが、1回接種でも70-90%程度の予防効果があることが報告されています。
ワクチンの効果は感染予防だけではなく、もし感染した場合に重症化する可能性を少なくします。