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新型コロナワクチンの新規予約を再開しています(14歳以上対象)。

2021.05.31 | お知らせ,ブログ

ファイザー製新型コロナワクチンの予約:

初回接種10月15日(金)、2回目接種11月5日(金)のセット予約を開放致しました。

その他の日付への変更はできませんので、両日とも都合が合う方のみご予約ください。予約はネット予約のみです(直接来院予約不可、電話予約不可)。2回目は初回接種の予約と同じくらいの時間帯にご来院ください。

こちらのリンクより予約サイトへ進めます。

*電話でのお問い合わせは一切受け付けておりません。通常診療に支障を来すため、コロナワクチンに関しての内容で当院にお電話はしないようお約束願います。当院での接種対象者は、ネットでワクチン接種の内容を理解して接種予約・来院ができる方のみ対象です。

① 対象:14歳以上のコロナワクチンのクーポンをお持ちの方(新規・かかりつけを問いません。区外・都外在住の方も予約可)

② コロナワクチンについては、予約を含めてお電話による対応は行っておりませんのでご了解ください(ホームページ記載の情報にてご確認ください)。

③ 車いすや杖など歩行補助具をお使いの方は、会場の特性から対応が難しいため、当院での接種予約はお控えいただけますようお願い申し上げます。

④ 当日の接種会場について:2階の院内になります。

*接種者本人以外は院内立ち入り不可。付添いが必要な方は他会場での接種をお願い致します。終了後は速やかにご帰宅いただきますようご協力の程、お願いいたします。

⑤ 当日に体調がすぐれない時や体温が37.5℃以上あれば接種を回避してください。

⑥ 持ち物:予診票、保険証の2点を必ず持参。ないと接種できません。

⑦ 予診票にある下記のすべての項目をあらかじめ記載してからご来場ください。
「住所(必ず住民票が登録されている住所をお書きください)」
「氏名」
「氏名のフリガナ」
「電話番号(携帯)」
「生年月日」
「年齢」
「性別」
「体温」
「質問事項の回答欄のチェック」
「接種を希望する」に必ずチェック
「日付け」と「自署(サイン)」は必ず記入のこと
*体温は可能な限り、当日にご自宅や会社で測定してご記入ください。出来なかったときは、会場で測定できます。

⑧ 肩の筋肉に接種するため、Tシャツなど肩を容易に出せる服装でお願いいたします

最後に、新型コロナワクチンを受けた皆様へ(接種後の注意点や相談窓口について)

妊婦と新型コロナウイルスについて ~新宿グリーンタワー内科クリニック 呼吸器内科~

現時点においては妊婦と新型コロナウイルスについての医学的情報は限られたものしか報告されていません。

先日ランセット誌らに報告されたデータでは、18人の新型コロナウイルスに感染が確認された妊婦さん(確定診断に至らず疑い症例も含む)が出産した新生児には、いずれもコロナウイルス感染は確認されていません。一方で、感染していた母と濃厚接触があった新生児が17日目に感染が確認されたケースや、出産から36時間後に新生児への感染が確認されたケースもありました。SARSやMERSでも、胎盤を通しての感染リスクは低いと報告されており、新型コロナウイルスにおける新生児の感染の可能性は同様に低いと考えられます。

少ないデータから新型コロナウイルスと妊婦、胎児、あるいは新生児への影響を現時点で断言することはできませんが、型は違うものの同じコロナウイルスであるSARSやMERSの経験から言えば、妊婦さんの影響(呼吸困難による入院、集中治療、呼吸器の使用率の増加)や胎児への影響(子宮内発育不全、早産、自然流産、周産期死亡の増加)は懸念されるべきかと思います。

また、母乳を介してウイルスが感染するかは現時点で定かではありません。但し、授乳中に咳やくしゃみからの飛沫感染は起こりえるため、感染が明らかになった場合、あるいは症状的に感染が疑われる場合にも母子を別々にする必要性が米国産科婦人科学会でも提唱されています。

コロナウイルスはマスクで防御できるのか? ~新宿グリーンタワー内科クリニック 呼吸器内科~

ウイルスは細菌やカビなどと比較してとても小さな病原体です。コロナウイルスにしてもその大きさは、およそ10万分の1センチメートル前後と言われています。

一方でマスク(サージカルマスクであっても)は、コロナウイルスの50倍くらいの大きさまでしかブロックできません。単純にウイルス単体で飛んできた場合にはマスクでは全くブロックできません。

しかし、インフルエンザウイルスも含めて、せきやくしゃみで飛散する飛沫(しぶき)は、大抵はウイルスの周りに水分を含んでおり、飛沫全体の直径はマスクでブロックできるようになるというのが一応の定説です。但し、ウイルスごとの飛沫がどのくらいのサイズであるかは確認されておらず、せきやくしゃみを浴びても100%ブロックできているとは限りません。

それでもマスクをしているほうがブロックできている飛沫があることは確かですので付ける意味合いはあるかと思います。